今年の焼肉の日は、夏休み最後の日曜日! 和牛食べるだけ自由研究

夏休みが終わるまで、あと3日。まだ自由研究にすこしも手をつけていないこどもたちへ。和牛を食べるだけで完成する自由研究のフォーマットを、JA全農がおとどけします!
8月29日は「焼肉の日」日本の和牛文化をもっとたくさんの人々に知ってもらうために。JA全農は、毎年、焼肉の日に和牛の魅力を広める活動にとりくんでいます。
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【肉の部い】

①ネック :赤身が多く、かための肉。ひき肉やこま切れ肉によく使われる。
②かたロース :しぼうがあり、ほどよい風味。しゃぶしゃぶやすきやきによく使われる。
③かた :しぼうが少なく、ややかたい。カレーやシチューによく使われる。
④リブロース :「ロース」と呼ばれる。きめが細かく、ローストビーフやステーキによく使われる。
⑤サーロイン :きめが細かくやわらかい。ステーキにぴったり。
⑥ヒレ :きめが細かく、一番やわらかい部分。1頭の牛からわずか3%しかとれない。
⑦ばら :赤身としぼうがかさなっている。のうこうな味わい。
⑧もも :しぼうが少なく赤身が多め。きめが細かくやわらかい。
⑨そともも :きん肉量が多い。かための肉で、いため物によく使われる。
⑩らんぷ :やわらかく、味の深みがある。さまざまなりょう理に使われる。
⑪すね :コラーゲンが多く、だしをとるのにぴったり。

【肉の種るい】

・和牛とは :日本で品しゅのかい良をかさねて生まれた、高級な牛の品しゅ。
黒毛和種(くろげわしゅ)・褐毛和種(あかげわしゅ)・
日本短角種(にほんたんかくしゅ)・無角和種(むかくわしゅ)の4種るいとそれらをかけあわせた牛。
・国産牛とは :日本で育った牛のこと。和牛も日本で育った牛なので、国産牛のひとつ。
・黒毛和種 :和牛のおよそ98%をしめる。毛色が黒く、しっかりとした体かく。
日本全国で育てられている。有名なブランド牛は黒毛和種から生まれている。
・日本短角種 :東北地方で生まれ、今は岩手県を中心にかわれている。
毛色は赤みをおびた茶色で、育てやすい牛と言われている。
・無角和種 :おもに山口県でかわれている。毛色はこい黒で、からだが大きく育つのも早い。

☆三大和牛は、三重県の「松坂牛(まつさかぎゅう)」、兵庫県の「神戸牛(こうべぎゅう)」、滋賀県の「近江牛(おうみぎゅう)」もしくは、山形県の「米沢牛(よねざわぎゅう)」と言われることが多い。
☆都道府県別に、どんな和牛があるか、JAタウンでしらべてみよう!

※食肉の場合、商品のパッケージに、都道府県を書くことが、ぎむづけられていません。スーパーで「国産」と書かれた肉しか見つからなかったときは、別のシートをかこう!

【和牛をもっとおいしくたべる方法】

  • ・サニーレタスやサンチュなどの野菜に焼いた肉を巻いて食べると、おいしくてヘルシー。
  • ・焼肉につけるたれを手づくりすることもできます。
    ごま油やしょうが、にんにくなどの材料をあつめて、家族と一緒にオリジナルのたれをつくってみよう。
  • ・牛脂(ぎゅうし)とは、牛のしぼうを固めた食用のあぶら。
    スーパーの肉コーナーで手に入る。牛脂を使って肉を焼くことで、肉のうまみを引き出すことができる。
  • ・お肉の焼き加げんは3種るい。表面だけかるく焼く「レア」、火がきちんととおった「ウェルダン」、そのあいだの「ミディアム」がある。
  • ・あまった肉をほぞんするときは、ラップできちんと包んでから、さらにジッパーつきのポリぶくろなど、空気が入らない容器に入れることで、風味をそこなわずにほぞんできる。

【その他のテーマ案】

  • ・和牛と国産牛をたべくらべてみた
    →和牛と国産牛のちがいを、食べて比かくしてみよう!
  • ・肉の色のちがいをしらべてみた
    →生の肉は、赤い部分(赤身)と白い部分(しぼう)があるよ。
     焼く前のお肉は、どんな色かな?絵をかいてみよう!

参考)学研「まんがでよくわかるシリーズ152 お肉のひみつ」、全肉連(AJMIC、全国食肉事業協同組合連合会)ウェブサイト お肉のQ&A