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【肉の部い】
①ネック |
:赤身が多く、かための肉。ひき肉やこま切れ肉によく使われる。 |
②かたロース |
:しぼうがあり、ほどよい風味。しゃぶしゃぶやすきやきによく使われる。 |
③かた |
:しぼうが少なく、ややかたい。カレーやシチューによく使われる。 |
④リブロース |
:「ロース」と呼ばれる。きめが細かく、ローストビーフやステーキによく使われる。 |
⑤サーロイン |
:きめが細かくやわらかい。ステーキにぴったり。 |
⑥ヒレ |
:きめが細かく、一番やわらかい部分。1頭の牛からわずか3%しかとれない。 |
⑦ばら |
:赤身としぼうがかさなっている。のうこうな味わい。 |
⑧もも |
:しぼうが少なく赤身が多め。きめが細かくやわらかい。 |
⑨そともも |
:きん肉量が多い。かための肉で、いため物によく使われる。 |
⑩らんぷ |
:やわらかく、味の深みがある。さまざまなりょう理に使われる。 |
⑪すね |
:コラーゲンが多く、だしをとるのにぴったり。 |
【肉の種るい】
・和牛とは |
:日本で品しゅのかい良をかさねて生まれた、高級な牛の品しゅ。
黒毛和種(くろげわしゅ)・褐毛和種(あかげわしゅ)・
日本短角種(にほんたんかくしゅ)・無角和種(むかくわしゅ)の4種るいとそれらをかけあわせた牛。
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・国産牛とは |
:日本で育った牛のこと。和牛も日本で育った牛なので、国産牛のひとつ。
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・黒毛和種 |
:和牛のおよそ98%をしめる。毛色が黒く、しっかりとした体かく。
日本全国で育てられている。有名なブランド牛は黒毛和種から生まれている。
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・日本短角種 |
:東北地方で生まれ、今は岩手県を中心にかわれている。
毛色は赤みをおびた茶色で、育てやすい牛と言われている。
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・無角和種 |
:おもに山口県でかわれている。毛色はこい黒で、からだが大きく育つのも早い。
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☆三大和牛は、三重県の「松坂牛(まつさかぎゅう)」、兵庫県の「神戸牛(こうべぎゅう)」、滋賀県の「近江牛(おうみぎゅう)」もしくは、山形県の「米沢牛(よねざわぎゅう)」と言われることが多い。
☆都道府県別に、どんな和牛があるか、JAタウンでしらべてみよう!
※食肉の場合、商品のパッケージに、都道府県を書くことが、ぎむづけられていません。スーパーで「国産」と書かれた肉しか見つからなかったときは、別のシートをかこう!
【和牛をもっとおいしくたべる方法】
- ・サニーレタスやサンチュなどの野菜に焼いた肉を巻いて食べると、おいしくてヘルシー。
- ・焼肉につけるたれを手づくりすることもできます。
ごま油やしょうが、にんにくなどの材料をあつめて、家族と一緒にオリジナルのたれをつくってみよう。
- ・牛脂(ぎゅうし)とは、牛のしぼうを固めた食用のあぶら。
スーパーの肉コーナーで手に入る。牛脂を使って肉を焼くことで、肉のうまみを引き出すことができる。
- ・お肉の焼き加げんは3種るい。表面だけかるく焼く「レア」、火がきちんととおった「ウェルダン」、そのあいだの「ミディアム」がある。
- ・あまった肉をほぞんするときは、ラップできちんと包んでから、さらにジッパーつきのポリぶくろなど、空気が入らない容器に入れることで、風味をそこなわずにほぞんできる。
【その他のテーマ案】
- ・和牛と国産牛をたべくらべてみた
→和牛と国産牛のちがいを、食べて比かくしてみよう!
- ・肉の色のちがいをしらべてみた
→生の肉は、赤い部分(赤身)と白い部分(しぼう)があるよ。
焼く前のお肉は、どんな色かな?絵をかいてみよう!
参考)学研「まんがでよくわかるシリーズ152 お肉のひみつ」、全肉連(AJMIC、全国食肉事業協同組合連合会)ウェブサイト お肉のQ&A